神戸市須磨区鷹取駅前　鍼灸（はりきゅう）・整体　ゆるり治療院。鍼灸師の視点から健康づくりのお手伝い!

反応点治療について

■こんな経験はありませんか？

試験や人前でのスピーチなど、極度に緊張している時に体に変調が起こりませんか？
胃がムカムカする、背中が痛くなる・・・いろんな信号が伝わってきます。
これらは交感神経（緊張させる神経）の興奮がかかわっています。

交感神経の興奮によって胃の運動が制限されると、その状態は不調となって脊髄に伝わります。
この信号が反射的に同じ神経が影響している部分を緊張させます。
そう、この神経の働きが背中の筋肉を緊張させるのです！
生理痛がある時に腰が重だるくなるのも同じ作用です。

これらの筋肉の痛みや炎症、そして内臓の不調は皮膚の表面に現れてきます。
他の皮膚とは違う「おやっ？」と思われる部位となって現れてくるのです。

これを私たち施術者は「反応点」と呼んでいます。
指先の感覚を使い、皮膚に触れることによって「反応点」を感じとるのです。
「反応点への治療」は、背中の状態を良くすると同時に反射的に胃の状態をも良くすることができます。

このように、反応点治療では痛みを感じる部分と、その部分と関係の深い内臓の両方を治療します。
内臓をケアすることが痛みの根本的な原因をとり除くために大切なことであると考えています。
また反応点を利用すれば、患者さん本人も気付いていない別の不調を探すこともできるのです。

一番敏感な皮膚を刺激して不調を改善する反応点治療は、神経学的な機序に基づく医学的根拠がしっかりした、効率的な治療法です。